ロケットストーブ快適です
寒さが本格的になってきました。
10月に、と〜じ舎にワークショップでつくったロケットストーブ、とっても快適に使っています。
使うほどに、すばらしいシステムだと感心しています。
このロケットストーブは20年ほど前アメリカで開発されたそうで、日本には数年前に本格的に広めようという組織「ロケットストーブ普及協会」が出来、各地でワークショップなどを通じて製作しています。今回のワークショップは、ロケットストーブ普及協会の方にお越しいただき製作しました。


ロケットストーブの何がすごいか。。いくつかあるのですが、
まず、竹や杉が薪として使えるというところです。
一般的な薪ストーブを使っている方からすると、竹や杉などを燃やせるというのがあり得ないそうです。
竹は燃焼温度が高いので窯が傷むし、杉はススが多いので煙突がすぐ詰まってしまうそうです。
今のところ、たき付けに枯れた竹、火が付いたら杉を薪にしているのですが、大きな問題は無いですね
と〜じ舎のある千葉の北総は森があまりないので、薪に向く広葉樹が手に入りにくいのです。こなあたりは竹や杉はいくらでもあるので、地域にある資源を燃料にできるという意味ではロケットストーブ以外に無いかもしれないです。
実はこの薪について大きな問題が発覚するのですが。。詳しくはこの後の記事に書きます。
それと、何と言っても、蓄熱効果です。煙突を通る熱がベンチの下と背もたれを暖めるのですが、土の蓄熱効果も絶大で、おしり背中がじんわりと温まり、最高に心地いいです!
お酒のみながら座っていると、いつのまにかウトウトと。。うたた寝してます。。
あとは、ドラム缶の上で、色々な温度環境をつくれるので、水や煮物を温めたり、
ハーブなどの乾燥したり、納豆や甘酒、こうじやパン生地の発酵など。。あと洗濯物を乾かしたり 笑
アイデア次第で便利に使えます。
アイデア次第で便利に使えます。
あえて、欠点を挙げると、設置環境が限定される所でしょうか
裸の炎や火の粉が上がっても問題の無い環境でないと難しいです。
うちは土間に作りましたが、やはり古民家のような隙間が程よくあって天井の高い家でないと
このタイプのロケットストーブは設置できないでしょう。うまく燃えないときは煙も部屋の中に充満しますし。
いいことずくめのロケットストーブ、是非広めていきたいですね〜
ロケットストーブ普及協会の方達のスタンスも素晴らしいです。
ノウハウを囲う込むことなく公開してシェアする。
これからは、こういった、みんなが「いいね!」と思う仕組みやノウハウをシェアして、
製作もみんなで力を合わせてやる、そんな現代の「結い」を実践していきましょう。
製作もみんなで力を合わせてやる、そんな現代の「結い」
トージバでは、今後このストーブを広めるべく、
ロケットストーブづくりワークショップを開催していきます。
来年1月に神崎から30分、山武市で行います。詳細は改めてお知らせします。開催予定です。
トージバ 神澤則生
面白いように取れる「竹製柿取り機」
今年は柿が豊作なようです。
たわわに実をつけている柿の木があちこちで見られます。
そして、その割れ目に割り箸より少し細い竹を挟んで広げれば完成です。
しかも、いい具合に枝が割れ目に挟まるので、
柿が落下することもありません。
1日100個ぐらいで飽きちゃいます。全部取るのに3日掛かりました。
たわわに実をつけている柿の木があちこちで見られます。
しかし、お年寄りには取るのが難しく、
実を取らずにそのまま放置されている木も少なくないです。そこで、竹で柿取り機をつくってみました。
手頃な太さの竹の先端をノコギリでV字に切って
節の所を縄で縛り、その節までV字の頂点から半分に割を入れます。そして、その割れ目に割り箸より少し細い竹を挟んで広げれば完成です。
柿の実がついている枝の下側に差し込んで、
グイッとひねるだけで簡単に取れます。しかも、いい具合に枝が割れ目に挟まるので、
柿が落下することもありません。
この柿取り機で、隣のばあちゃんの家にある柿をとってあげました。
一本の木に300個!ぐらいついていて、さすがに大変。1日100個ぐらいで飽きちゃいます。全部取るのに3日掛かりました。
さて、分け前の柿をしこたまいただいたので、
柿酢でも作ってみようと思います。トージバ
神澤則生